この度、早稲田大学「スーパーグローバル大学創成支援事業~Waseda Ocean構想~」のモデル拠点「健康スポーツ科学拠点」と「ICT・ロボット工学拠点」が連携し、合同国際シンポジウム『国際シンポジウム2019 スポーツとロボットの新しい設計』を開催することといたしました。
従来の学問領域の中で、それぞれの専門分野で行われてきた「スポーツ」と「ロボット」の研究を、今回、研究領域の壁を越えて学際的に議論することにより、今後、更なる新しいビジョンを見据えた研究展開で、多くの人々に貢献できるのではないかと期待しています。
“スポーツにおけるロボットテクノロジーの活用はどう変わっていくのか”(「健康スポーツ科学拠点」)
“スポーツ科学を通した人間の身体の理解により、どこまで人間に近いロボットが設計できるか”(「ICT・ロボット工学拠点」)
今回は、この2つのコンセプトに基づき、それぞれのモデル拠点から講演を行い、パネルディスカッションを行います。2拠点の対比をお楽しみいただき、双方の研究の関連性に気付かれてください。
人間の能力を高めること、人間の身体を知ることは、それぞれ工学的、科学的なアプローチですが、このシンポジウムをスタートとして、これからは2つの研究領域の融合による新しい研究展開と社会貢献を目指します。