ICT・ロボット
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Frontier of Embodiment Informatics:
ICT and Robotics

スーパーグローバル大学創成支援(SGU) Waseda Ocean構想Waseda Goes Global: A Plan to Build a Worldwide Academic Network
that is Open, Dynamic and Diverse

野沢 綸佐(Tsukasa NOZAWA)

顔写真 派遣期間 平成28年9月~平成29年3月
派遣先大学 Drexel University
派遣先国・地域名 アメリカ・フィラデルフィア

派遣プログラムの内容について

スーパーグローバル大学創成支援(SGU)のプログラムを使用し、アメリカのペンシルバニア州にあるDrexel Universityにて約6ヶ月の留学行った。Department of Computer Science、College of Computing and Informatics、Drexel UniversitysのProf. Ko Nishino氏がリーダーを務める研究グループに受け入れていただき、約6ヶ月間研究室メンバーの協力を仰ぎながら、ComputerVision分野の研究を行った。

学習成果について

留学先の所属研究室は、各学生(自分を含め4人)ごとに研究テーマ・グループがあり個々に研究を行っていた。その中でも私は、画像などからそのシーンのイルミネーションやレフレクタンスを推定・分離する研究グループに参加し、結果向上のために関連分野の勉強や手法の提案・実装といったことを行った。具体的には画像中の物質を、Directional Statistics BRDF(Bidirectional Reflectance Distribution Function)という光の反射モデルで推定を行い、さらにベイズ推定(Bayesian inference)を行うことで最もらしい画像シーンのリフレクタンスとイルミネーションの推定を行った。学部時代の研究とは分野が少し異なり、あまり馴染みのない分野であったが最先端の技術を多く学ぶことができた。今後の自分の研究活動に生かしていきたい。

海外での経験について

今回の留学が自身初めての海外長期滞在であった。準備の段取り、食事などに関しては渡航先がアメリカであったためそれほど不便はなかった。しかし、周りが英語しか話せない環境や文化の違いにはとても苦労した。その点、研究室のメンバーやルームメイトにはとてもお世話になった。最終的には辛かった反面そういった仲間たちののいい思い出ばかりが残っており、勉学だけでなくこういったことを感じられるのが海外留学のいい点ではないかと思った。

今後の進路への影響について

もともと海外で働きたいという欲求が強かったが、今回の留学でその気持ちがより増幅した。留学前は"仕事"として海外で活躍したいという気持ちしかなかったが、今回現地の学生たちの触れ合うことでまた"学生"として長期的に訪れるのもいいなと感じた。今までは漠然と考えていた進路であったが、今回の留学経験を経てより大きなものになったと実感している。そういった点で今回の留学は今後の私の進路について大きな影響を及ぼしてくれたのではないかと思う。

その他

SGUに支援していただきとても感謝している。この支援のおかげで金銭面で不安を抱くことなく研究活動を行うことができた。フィラデルフィアは全く日本人が全くいない地域であった(中韓の学生はたくさん勉強してるのにも関わらず) 。留学では勉学だけでなく、日本にいるだけでは感じられない何か新しい価値観も同時に学べるいい機会であると思う。またそういった価値観は多くの日本の学生の進路に、新しい選択肢生み出すことができるのではないかと感じた。そういったことを多くの学生に経験してもらうためにも、今後もこういった制度が続いていくべきであると感じた。P.S.冬場に寒い地域に留学する場合は事前によく調べておくことをお勧めする。