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樋沢 拓真(Takuma HIZAWA)

樋沢 拓真 派遣期間 平成28年8月~平成28年11月
派遣先大学 Singapore University of Technology and Design
派遣先国・地域名 シンガポール

派遣プログラムの内容について

本プログラムを用いて、Singapore University of Technology and Design (SUTD) へ3ヶ月間研究留学を行った。SUTDにて、私は簡単な手法にて実現できるフッ素樹脂のマイクロ流路の設計を行った。ふっ素樹脂は薬品耐性が高い。そのため、フッ素樹脂で作成された流路は一般のマイクロ流路では使用できない使用できない薬品も使用できる。しかし、この手法が確立される前はクリーンルーム内での作業など専門的な知識がないとフッ素樹脂でのマイクロ流路の作成は困難であった。そこで私はカッティングプロッタと圧着という2つの方法を取ることにより、マイクロ流路を簡単に作成できる方法を確立した。

学習成果について

こ研究計画を立て、研究をやりきる能力と英語でのプレゼン能力が向上した。 3ヶ月という短い期間で研究を完了させるためには研究計画をしっかりと立てること、そして実験の成否によって、次の実験を事前に考えておくことが重要である。私は何種類かの研究を同時に行っていたため、取捨選択を行いながら成果がでそうな研究にうまく時間を割き、研究を完遂させることができた。
私は英語以前にプレゼンが得意ではなく、SUTDにて最初のプレゼンはとても褒められたものではなかった。しかし、会話の中で英語能力の向上、また私の研究内容を知らない人に繰り返し説明することで説明する力が向上した。これにより、最後のプレゼンではSUTDに来た当初とは比べ物にならないほどスムーズに説明することができ、担当教員にも褒めていただいた。

海外での経験について

海外での一番の経験は友人との交流である。私は研究のみでなく、英語能力の向上、異文化体験も留学の目的であった。しかし、研究は基本1人で行っていたため、英語を話す機会は多いとは言えなかった。そこで私は日本語クラブ、バドミントンクラブに参加した。どちらのクラブでも仲の良い友人ができ、一緒に食事をとったり、遊びに行ったりするなかで英語能力が向上した。また、シンガポールの歴史について聞いたり、ローカルフードを一緒に食べたりなどシンガポールの文化を体験することができた。さらに今後、日本に遊びに来てくれる友達もおり、現地のみならず日本でも英語能力の向上が期待できる。

今後の進路への影響について

これまでは博士進学についてほとんど考えていなかった。しかし、今回の留学先のSUTDには博士やポスドクが多くいる環境であった。そういった博士やポスドクの研究に打ち込み、的確なアドバイスをする姿を見て、博士進学も進路の1つとして捉えるようになった。

その他

今回の留学を通して向上したものとして行動力も挙げられる.具体的には先述のクラブの参加や近隣諸国への一人旅である。シンガポールの近くには魅力的な国が多くあり、一人旅に絶好の機会だと考えた。一人で海外に行ったことない、3か月しかないなどの葛藤はあったが、積極的に行動した。現地の人にお金を請求されたり、楽しいことばかりではなかったが、日本で経験できない経験ができ、旅をしたことに後悔は全くない。