ICT・ロボット
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Frontier of Embodiment Informatics:
ICT and Robotics

スーパーグローバル大学創成支援(SGU) Waseda Ocean構想Waseda Goes Global: A Plan to Build a Worldwide Academic Network
that is Open, Dynamic and Diverse

高岸 賢輔(Kensuke TAKAGISHI)

顔写真 派遣期間 平成28年9月~平成28年12月
派遣先大学 ケンブリッジ大学
派遣先国・地域名 イギリス

派遣プログラムの内容について

スーパーグローバル大学創成支援(SGU)のプログラムを使用し、英国のCambridge Universityに95日の短期留学を行いました。Cambridge Univesity, Institute for Manufacturing 所属のDr. Michael De-Volder先生がリーダーを務めるNano Manufacturing グループと同 Dr. Ronan Daly 先生がリーダーを務めるFluids in advanced Manufacturingに受け入れていただいたため、95日間、両グループに所属し、チームのメンバーの協力を仰ぎながら、自身の研究を完成させました。

学習成果について

研究は、マルチウォールカーボンナノチューブと紙デバイスを利用した電気化学式グルコースセンサの開発を行いました。カーボンナノチューブの扱いに優れたDr. Michael De-Volder先生のグループと流体の挙動やマイクロ流路デバイスに関して優れた研究を行っているDr. Ronan Daly先生のグループの両方に所属することで達成することが可能な研究テーマでありました。また、自分自身がこれまで全く学んでこなかった電気化学の内容を英語で専門家の研究員の方に教えていただいたことは非常に大変でしたがいい経験になりました。研究チームの週ミーティングに欠かさず出席し、自身の研究に関する発表も一度行ったことによって、研究の場においての英語に少しは慣れることができました。

海外での経験について

長期間での海外経験はなかったため、かなり刺激が大きかったです。私が所属したチームは70%近くが英国外の出身者であり、様々な国の文化や風習を知ることができました。各国ごとに文化や風習が異なりますがすべての人が職場で使う言語は英語であり、研究という高度な仕事を共同で行う上での英語によるコミュニケーションの難しさを感じました。自分が所属したのは、博士課程の学生とポスドク研究員のみが所属しているグループで、修士1年という明らかに若い自分に対して、皆かなり積極的に関わってくれました。グループ外の方でも日本の文化に関心がある外国人や日本を訪れた経験のある外国人の方が多かったと感じました。英国に留学することによって現地の英語に触れることができ、日本では絶対に味わえない環境で生活を送ることが出来ました。

今後の進路への影響について

今回の95日間の英国留学を通して、様々な外国人と出会ったことによって、自分の進路に対する価値観も変わりました。日本にいるだけでは多くの事を知ることができないまま過ごしてしまいます。今回の留学でもっと多くの海外の人と触れ合ってみたいと感じたため海外で働きたい願望が増えたことと、もっと言語を学ばなければならないなと感じました。語学をより勉強することによって、伝えられることや、相手の話をより理解でき、親しみやすくなると感じたからです。また大学院生の間にもう一度時間を作り、留学したいと思います。この理由としては自分の語学スキルを高められることと、大学にもよると思いますが、かなり高いレベルの人々と触れ合え、日本にはない技術や手法を学ぶ事ができ自分自身を高められると感じたからです。

その他

海外派遣制度に支援していただき誠に感謝しております。金銭面を補助していただいたお陰で、かなり安定した暮らしを行う事ができました。Cambridge Universityでは中国人を多く見かけましたが、日本人は一人しか会いませんでした。SGUのように日本人が海外に行きやすい環境を支援する制度がより充実すれば、多くの日本の学生の進路に、新しい選択肢ができるのではないかと感じました。また、海外の環境に一度身を置いてみることで、これまで自分が考えもしなかった新たな価値観や本当に自分がやりたいことを見つけやすくなると感じました。